「田んぼの法面に生えている雑木を切ってほしい」と、近所の方から頼まれた。
いや正確にいうと、「薪やほだ木になる雑木はいりませんか?」とお誘いを受けた。
もっと正確にいうと、先週(2月末)の出来事である…。
以前、3haある田んぼの田起こし、代掻き、田植え、畦の草刈や除草剤散布…と、
稲刈り前までひととおりの作業委託を僕に頼んだ方からの連絡だった。
自分の稲作は軽トラの荷台にも乗る小さなトラクターで、田植えも手植えなのだが、
その方の所有している30馬力のトラクターやら6条植え田植機やら機械を使っての
現代農業的な作業は、かつて勤めた農業法人や福祉施設での農業経験が役に立った。
何年かお手伝いさせてもらったが、高齢のため一昨年耕作を辞められてからは
仕事の声はかからなかったので、久々に連絡を受けた。
植林した杉林の斜面下から田んぼ上の道路までのわずかなスペースに、
太めの雑木は8本ほど。あとは受け口もいらないくらい細い雑木ばかり。
「田んぼに降ろしてもいいから」とおっしゃってくれたが、植栽されたドウダンツツジ
や水路をまたいでの片付けは面倒で時間もかかるので、太めの木は道路に沿って倒すよう
チルホールで引っ張っての伐倒をすることに。
3月に入るとレンコン掘りも再開したいし、土日は集落の総会ラッシュが続くなど
慌ただしくなる。というわけで一日で終わらせたかったので、先月民家裏の支障木伐木
でも頼りになった先輩の助けを借りて作業。
慌ただしくなる。というわけで一日で終わらせたかったので、先月民家裏の支障木伐木
でも頼りになった先輩の助けを借りて作業。
順調に進んで、気づけばあと2本
薪などに使えそうな幹や太枝だけ下に降ろして、枝は斜面に積み上げて終了。
ひと冬分の薪なら充分過ぎるくらいの薪材、ありがたいことにコナラが大半だ。
玉切りと集材は、昨夏僕の比較的近所に移住してきて薪ストーブを入れたものの
薪がなくて購入しているという仲間とともに、後日することに。
我が家の薪置き場。これから薪割りする丸太は、画像だとたくさんあるように見える
けど、例年ならまだまだ足りない。が、この暖冬のおかげで薪の消費が少なかったので、
このくらいでも足りるかな。
廃材パレットを使った、簡易薪棚。幅100cm×長さ100cmのパレットを2つ並べた両端に
パレットを立てて補強の柱と屋根を組んだユニットが4つ。40~45cmの薪が2列入る。
従来ならひと冬であらかた消費していたのが、今年はまだ半分も使っていない。
ありがたいやら、温暖化恐ろしいやら…。
この場所は数年内に、雨天でも作業できる作業場(下屋)と車両置き場・薪置き場を
兼ねた、東屋を建てたいと思案中…。
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