登って、引っ張って…の伐木お仕事

　友人の新居予定地にある、トチノキ。
　電線あり、根元に移動できないホームタンクあり、コンクリ敷設…など、いろいろ制約あるので、幹を登って上から枝を下ろしていく。枝もロープと滑車を使って、友人にロープを引っ張ってもらいながらそっと下ろしていく、地道な作業。トチノキの艶やかな新芽をみながらその命を摘むことに複雑な思いもあるけれど、お願いされた仕事だし落ちないように身を確保するので、心を鬼にしてやらねば！

　トチノキ一本片づけるのに一日かかってしまったが、いまの自分の道具とスキルではこれが精いっぱい。プロならもっと早いのだろうか…。軽いバッテリーチェーンソーをお店に頼んでいたが、この日には間に合わず、かといって好天だったので待つこともできず、作業。樹上でエンジンかけるのはやはりしんどい！

　作業終了後にお店から連絡あり。「バッテリーチェーンソー納品されました」
なんてこった！(笑)　速攻、取りに走ったのであった。


　翌日の作業

　家の境界付近に植えられた、ヒノキ約10本。木の高い場所にロープをセットして、倒す先にある木を支点に滑車を取り付けてロープをVの字にまわし、チルホールで牽引して少しテンションをかけて、チェーンソーで受け口と追い切りを切って、最後はチルホールで倒す作業を都度繰り返す。

　倒す木に梯子かけてロープを結ぶのに邪魔な枝を、さっそく昨晩入手したバッテリーチェーンソーで払った（画像にはないけど）。

　山の木と違って庭木だからか、枝下ろしなど一切されていない見事な円錐形の樹形なので、枝の付き方が半端ない…いちいち手ノコで枝を払っていたら、手首も痛めそうなくらいの量だったので、バッテリーチェーンソーが大活躍！　軽い、早い！で、買いであった。